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まつばら動物病院|江東区枝川の動物病院
スタッフブログ
2016年06月24日

減感作療法 ※ 犬猫 アレルギー 

ムシムシしますね?

みなさん夏バテしていませんか、僕はしていません

 

さて

 

減感作 脱感作などの用語を聞いたことありますか?

アレルギー治療の一環として用いられることがあります

 

ーーアレルギーとは

 

環境中の本来害をおこさない物質にたいして体が過敏に反応してしまうこと

最も有効な治療法はそのアレルゲン(アレルギーをおこす物質)を避けることです

しかし実際には花粉、ハウスダスト、カビ、ダニなど完全に避けることは非常に困難です

 

 

ーー減感作療法とは

 

人の医療では100年ほど前に、花粉症の患者に花粉エキスを注射し

花粉症を起こさせないようにしたことが起源です

WHO(世界保健機構)において

「アレルギーの自然治癒を促す唯一の治療法」とされ、

欧米では獣医療でも広く取り入れられています

 

アレルギーの原因物質(食べ物は除く)を少しずつ

体内に摂取していき、体を慣れさせていく方法です

体がアレルギーを起こせないような微量から少しずつ

殖やしていくことがツボです

 

注射と舌下といってスポイトで飲むタイプの2つの方法があります

 

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上は注射のタイプです

90項目以上のアレルギー検査を行い、

その子にあったアレルゲンの注射液を作ります☆

 

アレルゲンの濃度別に3タイプあり、弱いものから

だんだんと強いものを注射していきます

 

 

ステロイドに頼らない治療をしてみませんか?

 

 

 

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患者さんにつくっていただきました

「ありがとうございます!」

と告げたら 「あの看護師さんにー!」

 

ありがとうございます涙

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
まつばら動物病院
住所:東京都江東区枝川3-4-9
ガーデンハウス照1階
TEL:03-6666-4745
夜間21から24時は救急対応 ※事前にお電話ください
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2016年06月16日

パピ―パーティ 都政

都知事やめちゃいましたね、

次はだれになるのでしょう…

 

 

6月11日に第一回パピ―パーティを行いました

 

 

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5組6頭の方が参加してくださり

待合はぎゅうぎゅうでした^^)

 

 

プロのしつけ教室の方をお招きしました

なるほど!と思うことをたくさん話されていました

 

 

・モノに慣れる方法

・他の子との関わり合い

・飼い主との距離感の設定

・トイレトレーニング

・甘噛みへの対処

などなど

 

 

 

 

1パピ―パーティ

 

※ブログにアップする了解は得ていますが

「写り悪いからだめよ!」などあれば連絡ください…

 

 

月1回の頻度でやる予定で、

次回は7月9日(土曜日)の予定です

 

 

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2016年06月13日

梅雨入り  脾臓の腫瘍

 

こんにちわ

 

雨の日はなんだか心が沈んでしまう、そんなことありませんか?

私はありません

 

さて

 

すこしフィラリアやワクチンの予防関連が落ち着いてきた感のある

6月です。

 

・脾臓の軟部組織肉腫が肝臓転移までしてしまい腹水貯留の猫さん

・14歳という高齢ながら睾丸のかなりのアンバランス!でセミノーマだよと摘出した犬さん

 

・13歳で軟口蓋過長(同意なく手術なし)で脾臓に低エコー像、貧血もあり

クッシングと甲状腺機能低下を否定して…略 摘出した犬さん

・脾臓破裂で血腹で血管肉腫ではなくてリンパ腫だった犬さん

 

・あばれてどうしようもないけど 乳腺腫瘍がおおきくなってしまい、摘出し元気になり

もっと怒るようになった猫さん

・産後数日後に高体温急激な食欲低下で子宮蓄膿症ではなく、実は子宮の破裂があり

腹膜炎だけども…で緊急手術した犬さん

 

・排水溝ネットをごっそり食べた猫さん 2kg以下の体で残念ながら内視鏡での摘出に至らず

胃切開でした

 

などなど

ほかにも12歳犬さんの乳腺腫瘍など 腫瘍症例が多かったような最近です…

 

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脾門リンパがなんと10mmを超えてる、の図

腹水あり 脾臓もぼこぼこですね

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脾臓です 英語でspleen(スプリーン)

赤いところが正常です ※実際は黒くなっていて厳密には正常でもない

センテンス・スプリーンです

 

 

病理検査の結果は「軟部組織肉腫」でした

 

脾臓では血腫(良性) 血管肉腫(悪性) リンパ腫(悪性)

が多くみられます

 

 

※腫瘍は良性と悪性に大別され

悪性は上皮系の~腫 と 非上皮性の~肉腫 に分かれます

 

脾臓摘出したとたんに下がっていた血小板も回復し

経過をオーナーとともに見ていきましょうといったところ

 

 

 

 

 

 

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