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まつばら動物病院|江東区枝川の動物病院
スタッフブログ
2016年02月13日

フィラリア注射 にいこう   耳血腫について

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フィラリアの予防注射はじめました

内服約8か月の値段で1年間の予防が可能です!

 

さっそく接種するかたがちらほらいらっしゃいます、

※注射在庫なくなり次第終了となります

※別途フィラリア検査が必要となります

 

 

耳血腫

 

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出典:イラストでみる犬の病気 講談社

 

上のように耳の中に血様のものがたまります

 

 

以前は、耳血腫とは外耳炎の子が、耳を掻きすぎて、耳の中の毛細血管を損傷し、

耳の皮膚と軟骨の間に血がたまると考えられていました(外因性)、

→今は
耳介(耳たぶのこと)の自己免疫機序が原因でおきる、内因性のものではないかと考えらえれています。
耳の中の血管が掻きすぎてこわれるのではなく、

耳の軟骨の変形・変性より、中に血液(厳密には炎症性サイトカインなど複雑な物質)

たまるわけです

 

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↑このようなものがたまります

 

この耳血腫は発見は容易ですが、

治療はなかなかコツが必要です

ゴールデンリトリバー
ラブラドール
コッカースパニエル
などに多く見られます

猫ちゃんにもおきますが、多くはありません。

原因
免役的なものの関与ですが、
基礎疾患に外耳炎があります。

治療
 
放置で、耳の中の血液は、徐々に軟骨におきかわり、石灰化します。

耳介軟骨は変性して、カリフラワー状に瘢痕収縮します。
欠課として耳は変形してしまいます

外科手術でも、耳は変形するケースが多いです

治療しないで放置した場合、耳の入り口(耳道)が狭くなったりし、

慢性外耳炎の原因になる可能性があります。

インターフェロン治療

・耳介軟骨の軟化変性を抑制するために、ステロイドを内服
・7日に1回の間隔で、5-10MUのインターフェロンを耳に注入

・耳血腫の治療中は、耳をふらさせないため、あえて、耳掃除をしない

4週間くらいの継続で、耳の変形委縮なしに治癒のケースが多いです

 

 

外科手術でもインターフェロン治療でも

なるべく早期の治療開始が明暗を分けるように経験上感じます

 

 

 

 

 

 

 

 

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