12歳ポメラニアン
食欲不振 嘔吐 腹痛
おやつはジャーキーです
とのこと
ふむふむ
血液検査 超音波検査をしました
胆嚢がハローを伴っています
破裂の恐れのある急性胆のう炎と考えられます
→
手術写真です
なんと やはり破裂が起きていました…
これは大変です
肝臓と癒着があるので丁寧に剥離して
胆嚢を胆嚢管から摘出します
胆管をフラッシュして
丁寧に出血がないのかチェックします
術後胆汁性腹膜炎や肝数値上昇など
あるいはDIC(血症板がなくなるようなあるいは消費された非常に危険な状態)リスクありです
が、本ケースは腎臓数値が上がり苦労しました
今現在は術後数日経ち状態は安定しております
あれ、お腹が痛そう 胃腸炎かな!?
ちょっと待てよ、のひやりはっと症例でした
株式会社MAH まつばら動物病院では スタッフ(獣医師含む)の募集をしております
特に夜間勤務できる方歓迎します
夜間の救急手術もあります
力を貸してください
骨折や誤嚥性肺炎、急性膵炎など夜間の地域貢献度は高いと思われます
ぜひ一緒に働いてみませんか
まずは見学でOKです
info@ma-animal.com
03-6666-4745
担当:松原
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まつばら動物病院
住所:東京都江東区枝川3-4-9
ガーデンハウス照1階
TEL:03-6666-4745
夜間21から24時は救急対応 ※事前にお電話ください
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ダックス16歳
食後数時間してから呼吸がおかしい
げっぷのようなしぐさを繰り返す…
なるほど
おそらくあれでしょうとあたりをつけて、
レントゲンです
胃拡張ですね
軽度に捻転もはじまっていそうな感じ
針にて過剰にたまった空気を抜気しますが
この子は昼にも同じ処置をしておりその方法では改善が乏しいようです
ついには意識レベルも下がっていました
このままでは捻転しまわりの臓器の虚血性壊死やエンドとキシンショックで
命の危険にさらされる(本当はもっと機序は複雑)という判断です
血液検査をおこない麻酔リスクの確認
飼主と相談して
手術になりました
手術写真
→
パンパンにふくれて行き場を失った胃液と食渣がありました
胃が拡張しすぎており視野の確保もままならないので
中身を出し、胃壁を腹腔内側に固定しました
今回はベルトループ法でない方法で行いました
16歳の子ですし意識レベルも低いので麻酔管理にも神経を使いました
術後2日目のレントゲンです
経過は良いと思います
あとは肝数値などお腹の中の炎症に起因する数値を
点滴などで補正して退院予定です
株式会社MAH まつばら動物病院では
一緒に働いてくれる(特に夜間)スタッフを募集しております
info@ma-animal.com
03-6666-4745
まつばらまで
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備えておくと安心!動物病院スタッフが教える豆知識
「豊洲」駅近郊で小動物の一般診療や夜間救急診療、トリミングなどを行っている「まつばら動物病院」では、飼い主様や動物たちにとって私たち獣医師が『一生のかかりつけ医』となれるよう真摯な対応と信頼関係の構築を大切にしています。
スタッフブログでは、豊洲の「まつばら動物病院」に来院した動物たちの症例や難しい病気を図や写真を用いて分かりやすく解説致します。皆様の大切な家族である動物たちが万が一の事態に巻き込まれてしまったときに役立つ対処法や情報が満載のブログとなっておりますので、もしものときに備えてチェックしておきましょう。