この時期は緊急を要する症例や非常に
シビア(重篤な)症例が重なるイメージです
3件くらいの目を離せない入院が常に入れ替わるようなイメージ(><)
今月頭から
・子宮蓄膿症3件(すべて犬ちゃん) →手術
・FIP(猫伝染性腹膜炎) →腹水の遺伝子検査にて確定
・胆嚢破裂 →手術
・片腎の水腎症までいってしまった尿閉猫ちゃん
・あまりに腫瘤がおおきすぎて 術中に回転皮膚弁した猫ちゃん
・脾臓の腫瘤破裂で来院の犬ちゃん →手術 輸血まではいかずに
・ストレス性尿糖からの出血性膀胱炎とおもいきや
なんと猫汎白血球減少症を疑った猫ちゃん
他
これにいつもの予防的な手術
健康診断キャンペーンときたもんで
てんやわんやです(汗
てんやわんやって死語でしょうか
胆嚢か ※胆嚢があった場所を写真に撮りたいが
深すぎて…の図
はい
大きいですね
病理はまだ出ていません
ここ数日、風邪により声がハスキーすぎて
ちょっとつらいのです
※小さなお子様をお連れの飼い主の皆様へ
さいきん診察室にて 小さなお客様より「おじさん」といわれます
当方若いつもりですので
ぜひ「お兄さん」とお声かけください
またそのようにご指導くださいね涙
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まつばら動物病院
住所:東京都江東区枝川3-4-9
ガーデンハウス照1階
TEL:03-6666-4745
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血管肉腫 聞いたことありますか?
いかにも悪そうな名前ですね
その子(約11歳)は他院からやってきました
おそらく腫瘍ではないだろうといわれていたとのこと
超音波と血液検査で、
オーナーと相談
→
開腹手術にて脾臓を全摘出し、肝臓の生検をしました
病理検査の結果
脾臓の血管肉腫でした…
なお、その脾臓はお腹の中ですこし破裂していました
貧血や白血球の上昇などが認められたのはその影響です。
脾臓のエコー画像 黒い部分は腫瘍です
病理検査の結果「血管肉腫」でした
今後の治療プランはまた相談です
そして
この時期はネコさんの腎不全が多いです
食欲ない
お水をよく飲む
元気なくぼーっとする
などなど
これをしたら治る!という病気ではないですが
点滴や内服などで維持管理することが大切ですね
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まつばら動物病院
住所:東京都江東区枝川3-4-9
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備えておくと安心!動物病院スタッフが教える豆知識
「豊洲」駅近郊で小動物の一般診療や夜間救急診療、トリミングなどを行っている「まつばら動物病院」では、飼い主様や動物たちにとって私たち獣医師が『一生のかかりつけ医』となれるよう真摯な対応と信頼関係の構築を大切にしています。
スタッフブログでは、豊洲の「まつばら動物病院」に来院した動物たちの症例や難しい病気を図や写真を用いて分かりやすく解説致します。皆様の大切な家族である動物たちが万が一の事態に巻き込まれてしまったときに役立つ対処法や情報が満載のブログとなっておりますので、もしものときに備えてチェックしておきましょう。