ダックス16歳
食後数時間してから呼吸がおかしい
げっぷのようなしぐさを繰り返す…
なるほど
おそらくあれでしょうとあたりをつけて、
レントゲンです
胃拡張ですね
軽度に捻転もはじまっていそうな感じ
針にて過剰にたまった空気を抜気しますが
この子は昼にも同じ処置をしておりその方法では改善が乏しいようです
ついには意識レベルも下がっていました
このままでは捻転しまわりの臓器の虚血性壊死やエンドとキシンショックで
命の危険にさらされる(本当はもっと機序は複雑)という判断です
血液検査をおこない麻酔リスクの確認
飼主と相談して
手術になりました
手術写真
→
パンパンにふくれて行き場を失った胃液と食渣がありました
胃が拡張しすぎており視野の確保もままならないので
中身を出し、胃壁を腹腔内側に固定しました
今回はベルトループ法でない方法で行いました
16歳の子ですし意識レベルも低いので麻酔管理にも神経を使いました
術後2日目のレントゲンです
経過は良いと思います
あとは肝数値などお腹の中の炎症に起因する数値を
点滴などで補正して退院予定です
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