血管肉腫 聞いたことありますか?
いかにも悪そうな名前ですね
その子(約11歳)は他院からやってきました
おそらく腫瘍ではないだろうといわれていたとのこと
超音波と血液検査で、
オーナーと相談
→
開腹手術にて脾臓を全摘出し、肝臓の生検をしました
病理検査の結果
脾臓の血管肉腫でした…
なお、その脾臓はお腹の中ですこし破裂していました
貧血や白血球の上昇などが認められたのはその影響です。
脾臓のエコー画像 黒い部分は腫瘍です
病理検査の結果「血管肉腫」でした
今後の治療プランはまた相談です
そして
この時期はネコさんの腎不全が多いです
食欲ない
お水をよく飲む
元気なくぼーっとする
などなど
これをしたら治る!という病気ではないですが
点滴や内服などで維持管理することが大切ですね
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まつばら動物病院
住所:東京都江東区枝川3-4-9
ガーデンハウス照1階
TEL:03-6666-4745
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寒くなってきたこの時期は猫ちゃんの膀胱炎が多発します
・トイレに何度も行く
・トイレが長い(時間)
・よく陰部をなめている
・排尿痛がある
これらは膀胱炎のサインかもしれません
右の黄色が強いほうが最初の尿
左の透明に見えるほうが膀胱洗浄の後の尿です
そこにしずんでいる結石が見えますか??
そして特に男の子では尿道内に結石が詰まると
尿が出なくなり、
→
こんな色になってしまいます(><)
またこの時期は女性ホルモンの病気
子宮に膿がたまる「子宮蓄膿症」も多い時期です
・食欲がないが水だけは飲む
・体が熱い
・陰部をよくなめる
・おしりから膿のようなものが出る
これらがサインです!!
刺激の強い画像です
→
子宮だけで1.85kg となりのニコルさんと同じくらいの重さです
美味しいプリンをいただきました。
上記の症状があれば受診をお勧めします、
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まつばら動物病院
住所:東京都江東区枝川3-4-9
ガーデンハウス照1階
TEL:03-6666-4745
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どんなイメージを抱きますか(^^)
川島○美さんや北斗○さんの件で耳にする方も
多いのではないでしょうか
当院でも最近抗がん剤の適応であると判断される症例が多く集まっています。
http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/trend/15/105974/100600005/
川島さんはホスピスのような治療を選択し、北斗さんは抗がん剤を積極的に
また今後は放射線やホルモン治療を検討しているそうです。
どちらが正しいとは言いません。上のリンクに挙げたように
医師の説明が実は大事なキーポイントの一つであることも事実です。
真っ赤な抗がん剤です
抗がん剤は怖い 抗がん剤は死を早める?とおっしゃる患者様も
多くいらっしゃいます・
よく話を伺うと抗がん剤を悩みに悩んで
使用を開始し、すでに手遅れの感があった場合や
骨髄抑制が出てしまい、その対応が不十分であった場合などがありました。
きちんとした使用法・容量をまもれば決して怖くはないと考えますよ
できるだけ老衰に近い形になれる手段として
がんと戦う選択肢の一つとして抗がん剤をとらえてみてください
体重600gの仔猫さん
がんではないですが危なかったです…
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まつばら動物病院
住所:東京都江東区枝川3-4-9
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備えておくと安心!動物病院スタッフが教える豆知識
「豊洲」駅近郊で小動物の一般診療や夜間救急診療、トリミングなどを行っている「まつばら動物病院」では、飼い主様や動物たちにとって私たち獣医師が『一生のかかりつけ医』となれるよう真摯な対応と信頼関係の構築を大切にしています。
スタッフブログでは、豊洲の「まつばら動物病院」に来院した動物たちの症例や難しい病気を図や写真を用いて分かりやすく解説致します。皆様の大切な家族である動物たちが万が一の事態に巻き込まれてしまったときに役立つ対処法や情報が満載のブログとなっておりますので、もしものときに備えてチェックしておきましょう。